Kano Knowledge Portalについて

Kano Knowledge Portal:狩野亨吉旧蔵書・関係文書統合サイトについて

「Kano Knowledge Portal:狩野亨吉旧蔵書・関係文書統合サイト」は、東北大学附属図書館、東京大学附属図書館、九州大学附属図書館の3館が独自にデジタル公開している狩野亨吉関連資料のデータを一元的に提供するプラットフォームです。

狩野亨吉(かのう・こうきち)は第一高等学校長、京都帝国大学文科大学初代学長を務め、安藤昌益を発見したことなどで知られていますが、その広く深い学識に基づく書籍蒐集も非常に有名で、蒐集した資料群は近世日本の研究には欠かせないものとなっています。
3館が所蔵する資料は、狩野自身の手による文書類をはじめ、種々の典籍類や葉書など多種多様です。これらを一元的に検索・閲覧できる本サイトをぜひ、学習・教育・研究活動にお役立ていただければ幸いです。

構築の経緯

3館のデジタルアーカイブが整備されたことを機に、デジタルアーカイブ担当者間で「公開している資料を一括して検索・閲覧できるサイトがあれば、狩野亨吉資料の全貌が見えやすくなり、さらに研究・教育に役立つのではないか」という声があがり、2024年から検討を始めました[*1]
この検討の過程で、なるべく作業負担を軽減する方針とし、各館で作成したメタデータをそのまま利用することにしました。そのためメタデータの項目や記述の仕方などにやや不統一感がある点はご了承ください。

今後の取り組みについて

この構築にあたっては、本サイトを持続的かつ発展的なものとするため3館で協定を締結しました。その枠組みのもと、3館では公開後も本サイトが備えるべき機能の検討、デジタルアーカイブに関する技術動向の把握などを行い、このポータルに反映していきたいと考えています。
また、所蔵館が異なるコレクションを統合的に提供するデジタルアーカイブのテストケースとしても、ご関心をお持ちいただければ幸いです。

謝辞

本サイトの構築にあたっては、東京大学史料編纂所助教であり東京大学学術資産アーカイブ化推進室員も兼任されている中村覚助教にご尽力いただきました。また当サイトは、東京大学卓越研究員制度の支援による成果の一環として構築されました。この場を借りて御礼を申し上げます。


[*1]

2024年以前にも、2015(平成27)年の狩野亨吉生誕150周年を機として、三大学それぞれで展示会が開催されました。それに連動して2015年11月3日に東京大学で「狩野亨吉生誕150周年記念「狩野亨吉の書物」研究会」が、2016年2月4日には東北大学で「研修会「狩野亨吉旧蔵資料にみる蒐集の特性と人物像」」が開催され、3大学の関係者が集う機会となりました。さらに東京大学総合文化研究科の田村隆准教授を代表とする科研プロジェクトが2017-2024年度に実施されるなど、三大学連携の機運が少しずつ醸成されてきた状況があります。


狩野亨吉関連資料に関する参考情報

東北大学附属図書館主要特殊文庫紹介-狩野文庫
狩野亨吉文書(第一高等学校関係文書・清国留学生関係文書・日記)資料の解説
狩野亨吉と九州大学


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